2013年10月27日

やしろの森「ため池」再生大作戦とは

●今、やしろの森の「ため池」が危ない!
やしろの森は、棚田を中心とした古くからの里山環境を土台にして設営
された公園です。 園内には、たくさんの「ため池」があり、かつてそこでは
ヒメコウホネやヒツジグサなどの水草やタヌキモなどの藻類、メダカやヤゴが
暮らす、豊かな環境がありました。
ところが、現在の「ため池」には、その豊かさが失われつつあります。
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●なぜ、「ため池」が危ないの?
原因は、アメリカザリガニの繁殖です。 彼らは、雑食性で、水生昆虫や
小魚はもちろん、水草や藻類まで食べてしまいます。 繁殖力も旺盛で、
成長も速いため、彼らが入った「ため池」の生物の多くは、食べ尽くされて
数年の間に絶滅してしまうこともあります。
このため、アメリカザリガニは、「外来生物法(特定外来生物による生態
系等に係る被害の防止に関する法律)」に基づいて、「要注意外来生物」
に指定され、放流が禁止されています。

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↑アメリカザリガニ侵入前の観察池

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↑アメリカザリガニ侵入後の観察池

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●やしろの森の「ため池」を救おう!
そこで、園内の「ため池」の豊かな自然環境を再生するために、アメリカ
ザリガニの駆除を行っています。(捕獲したアメリカザリガニは、園内で飼育
しているアイガモの餌としています)
1stステップ・・・「数を減らす」
@ 仕掛け網の設置やタモ網による捕獲
A 「ザリガニ釣り」や「池干し」などのプログラムによる駆除
B ザリガニの捕食者(天敵)の放流、および活動の周知
2ndステップ・・・「植生の再生」
@ 食べ尽くされた水生植物の埋土種子による再生
A それまでに生育していた水生植物の移植
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●来園者のみなさまへ「お願い」
「ため池」再生大作戦へのご協力とご理解を、お願いいたします。 尚、
仕掛け網などで捕獲したアメリカザリガニは、お持ち帰りいただいても構い
ませんが、ザリガニがその一生を終えるまで責任を持って飼育して下さい。
万一、飼えなくなった場合は、自らの責任でその生命を絶つことが最善の
方法であることを理解した上で、お願いいたします。


posted by まも at 14:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アメリカザリガニもそうだと思いますが、観察池はヌートリアが植物を食べ尽くした感じでしたよね。アメリカザリガニももちろんだと思いますが、やしろの森ではもうヌートリアも見たくないな…。
Posted by 10年は来てます at 2016年08月15日 21:53
10年は来てますさん、コメントありがとうございます!

確かに、ヌートリアの被害もあると思います。
ただ、不思議なのは、観察池の上流に位置するため池には、今でもヒメコウホネが残っているんです。こちらの池にもアメリカザリガニやヌートリアが生息しているはずなのに・・・ 

ヌートリアは、残念ながら繁殖して増えているようです。昨年、子どもを引き連れた親ヌートリアを見ちゃいましたから(涙)
Posted by やしろの森 at 2016年08月18日 11:37
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